イギリスの労働階級の若者二人がささやかな夢を抱き、夢に向かうために自分や家族までもが危うい世界に入って行ってしまう。
そんな人生の悲喜劇を上等に描いている映画でした。 ひょんな事から自分の夢が膨らみドンドンと嘘や借金を積み重ね苦境の人生になるのは現実にもよく耳にすることです。 ヒトは悲しいほどに滑稽なのであります。 この映画のポスターがヨットに乗った兄弟の素敵な写真だったので久しく観に行くことがなかったウデイ・アレンの映画に足を運びました。 お喋りが多い台詞まわしは相変わらず健在、全編は40年代のミステリー映画の意匠によって創られており彼の映画好きが窺われます。 人生の怖さと脆さが上手く表現されて僕としては何だか悲しくて切ない映画で・・・・ 上質なミステリー小説のようでした。 しかし!題名に「ウディ・アレンの・・・」と付けるのは如何なものでしょう。 何だか安っぽい感じですね。 「ウディ・アレンの夢と犯罪」公式サイト
by yonosuke55
| 2010-04-18 22:35
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