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太陽の帝国

六十四年前の今日、我国がポツダム宣言を受諾し戦争が終わった日である。
我が家には僕が生まれる前から現在に至ってもどこかの部屋に掲げられている戦前の日本帝国のバイブル的な「教育勅語」の額がある、その意味を今年三月に明治神宮を参拝した折に知った。

原文は非常に難解なので口語文を記した。

『私たちの祖先は、建国当初から、道義道徳を中心に大きな理想を掲げてきました。
そして日本国民が、国家と家庭の為に心を合わせて力を尽くし、今日に至るまで美事な成果をあげる事が出来たのは、日本の優れた国柄であり我国の教育に基づいています。
皆さん、生み育ててくださった両親に感謝し、兄弟は仲良く励まし合い、夫婦はいつまでも協力しあい、縁あって交わった友人とは信じあえるようにしましょう。
また、もし間違った言動があった時は、直ぐ自ら反省し、謙虚にやり直しましょう。どんな事でも自分ひとりでは出来ないので、たえず思いやりの心を持ち博愛の輪を広げましょう。自分の能力と人格を高める為に学業や鍛錬をし強い意気込みで知徳を磨き、さらに一人前の実力を養ったら、それを生かす職業に就き感謝の気持ちで世のため人のために働きましょう。普段は国家の秩序を保つためルールに従い、もし国体の安全と平和が危機的な非常事態に直面したら、愛する祖国や同胞を守るために、それぞれの立場で覚悟を決め、力を尽くしましょう。
これは善良なる日本国民として不可欠の心得であり、その実践に務めるならば祖先が守り伝えてきた日本的美徳を継承することになります。
この伝統的な人の道は、今昔変わることがなく、また海外でも通用する普遍的な真理であります。』

現代社会でも規範になると思われるので復活させた方が多少は今日の社会も良くなるような気がします。

スピルバーグが日本人の精神に敬服し美しく描いた映画「太陽の帝国」の挿入歌。賛美歌のようですが、多くの映画音楽を作曲しているジョン・ウィリアムズの作品です。
by yonosuke55 | 2009-08-15 09:23 | 観る
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